ブログ
2022年 6月 27日 まずは量

こんにちは、担任助手2年の山﨑優斗です。
今年も早いもので半分が過ぎようとしていますね。
自分は1週間は非常に長く感じるのですが、1ヶ月は振り返るとあっという間に感じてしまいます。
時間の流れの感覚というのは非常に不思議です。
とはいえ、誰にとっても受験までに残された時間に差はありません。
悔しくも第一志望合格を果たせなかった生徒の多くはもっと時間が欲しかったと言います。
ですが本来、合格した生徒とそうでなかった生徒に与えられた時間は同じであったはずです。
ではどこに差が生まれたのか。
当たり前かもしれませんが、スタート時期と勉強にあてた時間の違いです。
スタート時期が早い方が受験勉強に有利!これは言わずもがなだと思います。
受験すると決めた以上、周りより早いスタートを切るほうがより学習量を確保できます。
難しいのは勉強にあてた時間の差です。これはなかなか比較がしにくいものではあると思います。
ライバルたちがどれだけ勉強しているかが分からない。
これは不安や焦りを生む大きな原因の一つだと思います。
そしてこの不安や焦りが悪い影響を与えてしまうことが多くあります。
その典型例があれこれと参考書に手をつけてしまい、優先順位や具体的な進め方が定まらないということです。
3冊の参考書をなんとなく終わらせるのと、1冊の参考書を極め繰り返し使う。
どちらがより効果的な学習といえるでしょうか。
もちろん後者ですね。
そもそも参考書はそれ1冊で十分なように作られているはずです。
そしてもう一つよくあるのが、
受験本番の難易度を意識しすぎて、いわゆる応用問題にすぐ手をつけようとしてしまうことです。
何となく基礎問題というとかっこよくないイメージはあるかもしれません。
ですが、そもそも応用というのは主に基礎問題が組み合わされたものを指します。
つまり基礎=簡単ではなく、基礎が固まっていないと応用問題を解けるはずがないのです。
基礎も固まっていない状態で応用問題に正答してしまうのは過去に似たような問題を解いたからであり、
少し毛色が変わればまた、解けなくなってしまいます。
色々とよくない勉強法について話してきましたが、
話を元に戻すと周りの学習量が分かりにくいという話です。
この解決方法は夏休み
受験生は1日15時間, 高2以下も1日12時間(部活等ある場合は1日8時間) 勉強しましょう。
シンプルで何の工夫もないかもしれませんが、これが最も理想的かつ効果的です。
まずは勉強量の確保を意識しましょう。
悩みはそこからです。
東進ハイスクール北千住校