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2022年 12月 24日 君も歯科医師になろう。
皆さんこんにちは。
担任助手三年の市川大翔です。
今年ももう終わりですね。
例年よりも寒さも厳しくなっていますね。
いつ雪が降ってもおかしくないと思いますので風邪などひかないように気を付けてください。
さて今回は自分の学部学科について書きたいと思います。
私は現在歯学部歯学科という将来の歯医者を育成する大学に通っています。
簡単に言うと歯学部は医学部の歯医者版のようなものです。
医学部と同じく6年制で2年生までの基礎科目はほぼ同じ内容を勉強します。
ここでいう基礎科目とは解剖学や生理学、生化学、病理学などの人体の構造を理解するものです。
ちなみに人体解剖実習を行えるのは法律で医学部と歯学部だけと決まっており、
多くの大学が2年生でご献体を解剖することになります。
私も去年行いましたが人体の構造は勿論のこと医療人としての自覚など様々な経験が出来ました。
3年生になると歯学の臨床に近い科目を行います。
歯科保存学、補綴学、放射線学などなど、恐らく普通では何をするか分からないですよね、
簡単に言うと保存は歯を削って治す、補綴では入れ歯を作り、
放射線学ではX線写真やCT、MRI画像を見て病気を診断します。
4年では口腔外科や小児、障碍者歯科などを学び、
5年生になると大学病院にて実際に患者さんに触れる臨床実習を行います。
6年生では国家試験の勉強を行い、国家試験に晴れて合格すると歯科医師になります。
その後医学部と同じように1年の研修がありそれぞれの職場に行きます。
ちなみに歯科医師は町の歯科医院だけでなく、
企業や大学、各種官公庁、さらには海外などで働くという様々な道があります。
さてここまでは歯学部の流れを書いてきました。
歯科医はコンビニよりも多いと言われている昨今ですが、
口腔の状況が全身の健康に関りがあると分かってきた昨今において
歯科医師の需要は高まりつつあります。
海外では歯科医師はなりたい職業ランキング1位になるほど人気な職業の一つでもあります。
また現在の歯科医師の大部分を占める世代が高齢化しており、
近い将来若い歯科医師が活躍する時代が来るのではないかと思っています。
特に医療系に進みたいと思っている人は一度歯学部を選択肢の一つとして見てみてください。
きっと視野が広がると思います!
何か歯学について聞きたいことなどありましたら是非お声掛けください!
東進ハイスクール北千住校